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Linux:2TBを越えるディスクのパーティション化 [UNIX/Linux/Win]

RHEL 5.3 の Linuxシステムで、
サイズが3TB程度のディスクのパーティション化を行いました。
いつもの通り、fdiskコマンドを使用すると、、、
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WARNING: GPT (GUID Partition Table) detected on '/dev/sdb'! The util fdisk
doesn't support GPT. Use GNU Parted.
・・・
WARNING: The size of this disk is 3.x TB (3xxxxxxxxxxxx bytes).
DOS partition table format can not be used on drives for volumes
larger than 2.2 TB (2199023255040 bytes). Use parted(1) and GUID
partition table format (GPT).
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どうやら、2TB(1024換算)に壁がありうまくいかないらしい。

記述されてあるように、partedコマンドを使用しました。
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# parted /dev/sdb
GNU Parted 1.8.1
/dev/sdb を使用
GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。
(parted) print

モデル: XXX xxxxXXXX xxxxXXX (scsi)
ディスク /dev/sdb: 3xxxGB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: gpt

番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ

(parted) mkpart primary ext3 0 -0
(parted) print

モデル: XXX XXXXXXXXX xxxxXXX (scsi)
ディスク /dev/sdb: 3xxxGB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: gpt

番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ
1 17.4kB 3xxxGB 3xxxGB ext3 primary
-----

サブコマンドmkpartのusageは、次の通りです。
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mkpart パーティションの種類 [ファイルシステムの種類] 開始 終了

パーティションの種類:primary / logical / extended
ファイルシステムの種類:ext3 / ext2 / fat32 / fat16 / hfs / jfs / linux-swap /
ntfs / reiserfs / hp0ufs / sun-ufs / xfs
開始と終了:MB単位、負の値は最後からのオフセット
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上記の例では、1LUに1つのパーティションを作成しましたが、
開始、終了をきちんと指定すれば、複数のパーティション化ができそうです。
mkpartは、ファイルシステムを作らないので、parted終了後、
mke2fsコマンドでファイルシステムを作れば終わりです。
partedのサブコマンドにmkfsコマンドがありますが、使用しませんでした。
mkpartでファイルシステムの種類を指定していますが、
特に宣言しなくても、目的のファイルシステムとして使用できるようです。

今日のウォーキング:11.3キロ
目標まで:-4.8キロ
うふっ。ちょっと減(^^)、明日も頑張ろう♪

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2010年3月19日 追記

オプション

(parted) unit B

バイト単位での指定、表示を可能にする。

同様に unit MB, unit GB, unit TB ができる。

サブコマンドにならない方法は、"-s"オプションを使用する。

# parted /dev/sda -s unit B print

バイト単位でパーティションのサイズを出力する。

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